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エアーとサイオス、教育機関でのセキュアなクラウドストレージ利用を支援

 株式会社エアーとサイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は16日、クラウドストレージのデータを暗号化するエアーのソフトウェア「WISE Gateway」の、教育機関向けの販売について協業すると発表した。

 「WISE Gateway」は、Google Driveやboxなどの、WebDAV対応クラウドストレージのデータを暗号化するゲートウェイソフトウェア。データはクラウドストレージに保存する前に暗号化され、暗号鍵はユーザー側で管理できるため、より高いセキュリティを確保できるという。

 今回の協業では、この度の協業では、Google Appsなどの企業や教育機関への導入支援サービスやソリューション提供で実績を持つサイオスが「WISE Gateway」の導入を支援することで、教育機関での安全なクラウド利用を容易にする狙いがある。

 サイオスの執行役員、山﨑靖之氏はプレスリリースの中で、「教育機関でのGoogle Appsを始めとするクラウドサービスの利用が大幅に増え、Google Driveなどの利用も増加している一方、、セキュリティ意識が高まったことから、パブリッククラウドストレージに機密情報を保存することに不安を感じ、利用をためらうケースも増えてきた。エアーの『WISE Gateway』は、このような利用者側の不安を解消できるソリューションと確信し、今回の協業を決定した」と、協業の意図を説明した。

 なお両社では、今回の協業により、3年間で100団体への販売を計画している。

石井 一志