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ネットワールド、VMware情報の総合ポータルサイトを公開

サイジングや見積概算が可能

 株式会社ネットワールドは12日、VMware情報の総合ポータルサイト「Software Defined CONCIERGE」を公開した。

 同ポータルサイトでは、VMwareが提供するSoftware-Defined Storage「VMware Virtual SAN」や、仮想デスクトップ「VMware Horizon View」について、Web上でサイジングや概算見積計算、情報収集が行える。ネットワールドのパートナー企業の営業担当者が、顧客に迅速な対応ができるよう支援するもの。

 従来、パートナー企業がこれらのソリューションを提案する際、VMwareが提供している推奨構成を算出するための計算式を用いて、仮想マシンやハードウェア構成のサイジングを行い、その結果を基にネットワールドに見積もりを依頼していた。

 こうした手間を省き、より迅速な提案を可能にする。具体的に、仮想マシン数・メモリ設定・ディスク設定・サーバー構成を入力するだけで、VSANデータストアやESXiサーバーに必要なハードウェア要件や台数、概算見積が算出される。入力項目には、目安となる推奨値や一般的な指標が提示され、入力作業を効率化している。

 また、サイジング結果はメールアドレスのアカウントにひも付いて保存されるため、過去にサイジングを行った履歴の確認や結果の比較が可能。こうして得られたサイジング結果を基に、ネットワールドに詳細見積を依頼できる。

 情報提供の場としても運営し、各種資料や動画を公開する予定。ネットワールドが開催したセミナーやトレーニングの講演資料、プレゼンテーション動画などのコンテンツを順次追加していく。セミナー・トレーニングに参加できなかった場合も、ネットワールドの営業を経由せずに情報を入手可能となる。サイトの更新情報はDMでも発信する。

 ネットワールドは、最新の技術情報を掲載しているブログ「ネットワールドらぼ」と合わせて、パートナー育成・支援の総合ポータルサイトとして発展させていく考え。

川島 弘之