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ファイルサーバー内の個人情報を“リアルタイム”に検出する「P-Pointer EXA」

 KLab株式会社は、リアルタイム型の個人情報検出ソフト「P-Pointer EXA」を7月10日より発売する。ファイルサーバー向けの製品で、ファイルサーバー内の個人情報を洗い出せる。

 P-Pointerは、PCやサーバーのHDD内の「どこに」「どのような」個人情報が「いくつ」あるのかを洗い出せる個人情報検出ソフト。「P-Pointer EXA」は初めて“リアルタイム型”としたもので、ファイルサーバー向けの新製品となる。

 常にリアルタイムでファイルサーバーを監視・自動検出するため、検索時間をかけずにいつでも最新の結果を閲覧可能。10種以上搭載する検出用辞書や詳細な検索条件設定により、どんな個人情報も探し出す。

 また、ファイル検索、CSV出力、管理者への検出通知など事前のスケジュール設定で全自動。管理者は手間をかけずに運用できるという。

 初年度ライセンス費用は10TB以下で126万円。ファイルサーバーのディスク容量の合計に応じた体系で、サーバー台数に制限はない。KLabでは、今後検出されたファイルの傾向分析、情報漏えい対策まで視野に入れ、連携製品を順次増やしていく予定。今後1年間で50社の導入を見込む。

川島 弘之