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ユニアデックス、メールアウトソーシングサービス「スパークメール」のIMAP対応版

スパークメール(IMAP)の受信箱のイメージ

 ユニアデックス株式会社は27日、メールアウトソーシング(ホスティング)サービス「スパークメール」を拡張した「スパークメール(IMAP)」を発表した。同日より提供を開始する。

 「スパークメール」は、ユーザー企業のメールシステムをユニアデックスのデータセンターへ収容し、運用管理を代行するメールアウトソーシングサービス。アイマトリックスのメールシステム「マトリックスメール」をベース構成され、ユニアデックスの堅牢なデータセンター内で、ネットワークとメールシステムを24時間365日運用管理・監視している。

 今回提供する「スパークメール(IMAP)」は、これをIMAP(Internet Message Access Protocol)対応に拡張したもの。IMAPベースのメールサービスであるため、メールデータをクライアントに取り込まないことから、万が一のPC紛失時などでも情報漏えいを防止できるという。またPC以外に、スマートフォンからのメール送受信にも対応する。

 また、フィルタ設定を通して、振り分け・転送・自動応答・削除のアクションが選択でき、署名・自動応答の編集など、メールソフトと遜色(そんしょく)ない機能を持つWebメール機能を標準提供する。

 価格は従来と同じで、1IDあたりの基本容量が1GBの場合、月額350円(税別)から。容量追加は1GBあたり30円(税別)となっている。

 なおユニアデックスは、自社内にメールシステムを持たずにアウトソーシングしている企業や、アウトソーシングを新たに検討している企業に向けて販売する考えで、2013年度に1万ID、3年後に5万IDの獲得を目指す。

石井 一志