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仮想環境向けバックアップソフト「Veeam Backup&Replication」のクラウド版

クラウドストレージを保存先に

 株式会社クライムは12日、米Veeam Softwareが開発した災害対策ソリューション「Veeam Backup&Replication」のクラウド対応版「同 Cloud Edition」を発売した。

 Veeam Backup&Replicationは、VMware/Hyper-V対応のバックアップ・レプリケーションソフト。仮想マシンに対してエージェントレスでのバックアップ・レプリケーションを行う。重複排除、CBT(Change Block Tracking:変更したブロックのみバックアップする技術)、vStorage APIなどにも対応する。

 Cloud Editionは、クラウドストレージをバックアップのデータリポジトリとして利用するクラウド対応版。Windows Azure、Amazon S3、Amazon Glacier、Google、OpenStackベースのクラウドなどを幅広くサポートする。

 機能面での特長として、ローカルバックアップはスケジュールをベースに自動的にクラウドにコピーする。クラウドへは圧縮、重複排除、AES 256ビット暗号化で保護して保存。ジョブはIT管理者へメール・レポートで通知される。回線の帯域幅管理とそのスケジュールの制限で勤務時間における可用性も確保できる。

 年間サブスクリプションで、価格はオープン。

(川島 弘之)