DIP、オープンソースのMailArchivaをベースにした「DIPメールアーカイブサービス」


 有限会社ディアイピィは19日、メールアーカイブサービス「DIPメールアーカイブサービス」を提供開始したと発表した。インフラとしてはGMOクラウドの「GMOクラウド VPS」を利用し、ユーザー数ではなくシステム構成に応じた課金形態を採用することで、低価格での提供を実現したという。価格は月額9000円から。

 「DIPメールアーカイブサービス」は、オープンソースのメールアーカイブソフト「MailArchiva」をベースに運用・提供されるメールアーカイブサービス。同社では2009年よりMailArchivaの導入や運用サポートを実施しており、その中で培ったノウハウをもとにサービスを提供する。

 メールサーバーはMicrosoft Exchange、Postfix、Sendmail、Qmailなどをサポートし、保存データはZIPで圧縮した上でDESによって暗号化されるとのこと。

 プランは、システム性能とサービス内容によって3つを用意した。最も安価な「ベーシック」では、アーカイブルールに応じた送受信メールの保存はもちろん、メールヘッダ/本文/添付ファイルの検索、アーカイブ・検索などの証跡ログといった機能を提供。上位の「エンハンス」「プレミア」では、メールの一括エクスポート、一括削除などの機能も利用できる。

 システムリソースは、仮想CPU3コア、メモリ2GB、HDD100GBのリソースを利用でき、プレミアでは必要に応じてCPU、メモリ、HDDの追加にも対応する。価格は1年契約の場合、ベーシックが月額9000円、エンハンスが月額1万5000円、プレミアが月額3万円から。

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2012/11/20 09:30