D-Link、無線LANコントローラでの集中管理が可能なアクセスポイント「DWL-6600AP」


 ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は19日、無線LANコントローラでの集中管理に対応した無線LANアクセスポイント「DWL-6600AP」を、同日より販売開始すると発表した。価格は4万9800円(税別)。

 「DWL-6600AP」は、2.4GHz/5GHz(IEEE 802.11a/b/g/n)のデュアルバンドに対応した、中小規模企業向けの無線LANアクセスポイント。自社の無線LANコントローラによる集中管理が可能で、コントローラと連動したチャネルの自動調整機能、AP/クライアント管理、セキュリティ機能などを利用できる。

 また、最大32個のSSIDやIEEE 802.1QタグVLAN機能を備えているため、部署単位でネットワークを分けたい企業でのニーズにも対応可能。さらに、無線LANアクセスポイント単独での動作も可能で、万一無線LANコントローラに故障が発生した場合でも動作を継続できるほか、当初は単体で導入し、ネットワークの拡張に応じて無線LANコントローラを後から導入するといった利用法も可能とした。

 管理は、Web GUIとCLIから行え、SNMPもサポートしていることから、無線LANアクセスポイント単体で運用したい場合でも、SNMPの管理ツールを利用した管理が可能とのこと。

 なおIEEE 802.3afのPoE受電にも対応しており、Ethernet経由で電力を受けられるほか、オプションでは指向性のある外付けアンテナも用意されている。

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(石井 一志)
2012/11/19 13:59