ニフティクラウド、操作範囲を制限した「子アカウント」が作成可能に


「子アカウント」追加画面
権限付与画面

 ニフティ株式会社は、パブリッククラウド「ニフティクラウド」に「マルチアカウント機能」を追加し、17日18時より提供する。

 マルチアカウント機能は、利用中の@nifty法人ID配下に、操作範囲に制限を持たせた「子アカウント」を作成できる機能。「子アカウント」には、「管理者権限」「閲覧権限」「運用者権限」のいずれかを設定できる。

 管理者権限では、「子アカウント」の作成を除く、コントロールパネルおよびAPIの全機能の閲覧・操作が可能。例えば、社内の複数プロジェクトでニフティクラウドを活用する際に、それぞれに管理者を設けられる。

 閲覧権限では、コントロールパネルで操作できる機能を閲覧できる。IPアドレスやサーバータイプなどのリソース状況の確認のみを許可するといった利用を想定。

 運用者権限では、コントロールパネルで操作できる機能のうち、追加料金が発生しない機能のみを操作できる。例えば、開発を委託している協力会社や社内の関係部署などにインフラの運用だけを委託するといったことが可能となる。

 「子アカウント」は最大100個作成でき、利用料金は無料。

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