クリアスウィフト、情報漏えい対策ゲートウェイの新版~FacebookやTwitterの適切な利用を可能に


 クリアスウィフト株式会社は21日、情報漏えい対策製品の新版を発表した。Webからの情報漏えいを防ぐ「CLEARSWIFT SECURE Web Gateway 2.5」と、メールの誤送信や情報漏えい対策機能を備えた「CLEARSWIFT SECURE Email Gateway 3.4」を発売する。

 「CLEARSWIFT SECURE Web Gateway」は、Web経由での情報漏えいを防ぐための、Webフィルタリングやウイルス対策機能などを備えたゲートウェイ製品。新版では、ソーシャルメディアをビジネス目的で適切に活用できるポリシーが追加搭載された。Facebook、Twitter、LinkedIn、YouTubeといった個々のSNSに対応したオリジナルポリシーが提供され、このポリシーを利用して、すぐに運用を始められるほか、部署ごとのカスタマイズも行えるため、それぞれの業務に沿った利用が可能とした。

 また、従来はさまざまな機能を1ボックスで提供してきたが、レポーティング機能を切り離し、別ボックスで運用が可能にしたため、設置場所の自由度が広がるのに加え、複数サーバーのレポートの集約や、大幅なパフォーマンス向上も実現できるとのこと。

 参考価格は、一般企業向けが60万円(税別、50ユーザー)から、教育機関向けが18万円(同)から。

 一方の「CLEARSWIFT SECURE Email Gateway」は、電子メールの誤送信や情報漏えい、ウイルス対策、迷惑メール(スパム)対策を総合的に実施するゲートウェイ製品。こちらの新版では、企業特有の知的財産の漏えいを防ぐカスタムメディアタイプ検知機能が追加された。

 さらに、送信を一時保留してメール誤送信を防ぐ、保留メッセージ管理(PMM)機能の使い勝手を強化。従来は、Active Directory認証後に解放アクションを行う必要があったのを改め、認証作業を経なくとも、SECURE Email Gatewayから送られる保留通知メッセージを経由して、解放・削除のアクションを行えるようにしている。

 参考価格は、一般企業向けが36万円(税別、50ユーザー)から、教育機関向けが1万8000円(同)から。

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