宅配水のアクアクララ、V-CUBEの導入で出張費を約7割削減


 株式会社ブイキューブは30日、アクアクララ株式会社がWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」を採用したと発表した。全国の支店でコミュニケーションツールとして利用することで、出張費を年間300万円から80万円に削減したという。

 アクアクララは、高純度デザインウォーターの製造・販売・宅配を手がける企業。同社の水は、原水を1000万分の1ミリの極小浄化孔フィルタ「RO膜」でろ過し、4種類のミネラル成分をバランス良く配合した軟水で、東日本大震災では救援物資として約35万リットルが被災地に届けられた。

 震災後には一時注文が震災前の30倍に増えるなど、需要と供給体制も拡大。東京の本社のほか、名古屋、大阪、福岡に支店があるが、メールと電話だけでは社員間のコミュニケーションが希薄になるという課題を抱えるようになった。

 そこで「V-CUBE ミーティング」を導入。社内の定例会や打ち合わせなど、社内利用を中心に活用され、例えばフランチャイズ本部と各拠点のスーパーバイザーが施策を情報共有し、運用や改善策の検討など、Face-to-Faceで活発な議論が行われている。

 結果、出張旅費を年間300万円から80万円に削減。会議や打ち合わせが効率化されたことで、1案件にかかる時間の短縮にも成功したという。

 今後の予定としては、社内利用だけでなく、海外や取引先との重要な会議などにも広げたい考え。また、「V-CUBE セミナー」の導入も検討しており、社員へのメッセージ発信や勉強会に活用を考えている。

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