NSW、オープンソースを用いた「クラウド統合監視・運用サービス」を提供


 日本システムウエア株式会社(NSW)は2日、自社データセンターやIaaS型クラウドサービス「BlueSpider」のユーザーを対象に、オープンソースを利用した「クラウド統合監視・運用サービス」を提供開始したと発表した。

 同サービスでは、オープンソースの統合管理ツール「Zabbix」に、クラウド基盤運用ノウハウをベースに自社開発した監視モジュールを追加し、ライセンスフリーの統合運用監視ソフトを開発。これを用いることで、物理基盤と仮想基盤を統合的に管理し、運用負荷・運用コストの軽減に貢献する運用サービスを、低コストで実現している。

 また、独自のインシデント管理機能を追加しているため、IT運用のベストプラクティスITILに準拠したインシデント管理を行えるとのこと。

 なお今後は、自社内や外部データセンターのプライベートクラウド環境で、運用コストの削減が課題となっている企業や、物理基盤に加えて仮想基盤の監視・運用を必要としている企業などにも、提供を拡大する予定としている。

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(石井 一志)
2011/3/2 16:30