ミラクル・リナックスとネクスコム、統合監視ソフト「Zabbix」搭載アプライアンスの新モデル


 ミラクル・リナックス株式会社と株式会社ネクスコム・ジャパン(以下、ネクスコム)は7日、システム統合監視サーバー「Zabbix統合監視サーバ ZBX2100」「同 ZBX5100」を発表した。

 Zabbix統合監視サーバは、オープンソースの統合監視ソフト「Zabbix」を利用するためのアプライアンスサーバー。ネクスコムのサーバーハードウェアに、Zabbix、ミラクル・リナックスのLinux OS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP3」をプリインストールして提供する。

 今回発表された製品のうち、ZBX2100は監視対象が30ノード3000監視項目程度(監視間隔5分)の小規模システム向け、ZBX5100は監視対象が200ノード20000監視項目程度(同)の中規模以上システム向けに設計されたもの。Zabbix 1.8.3へ対応しているので、以前から提供されている機能に加えて、パフォーマンスの向上、アクティブ-アクティブ構成の冗長化サポート、AIX/HP-UXへの対応といった機能強化が行われている。

 価格は、ZBX2100が13万6500円、ZBX5100が26万2500円。

 また今回は同時に、ミラクル・リナックスの提供するZabbix基本サポートを3年以上まとめて契約したユーザーを対象に、アプライアンスを無償で提供するキャンペーンを実施する。

 具体的には、5年分の契約ユーザーに対し、ZBX5100の本体と5年間のハードウェアサポートを無償で提供するほか、「サーバサポート」1年3カ月分を値引きする。また3年分の契約ユーザーには、ZBX2100の本体と5年間のハードウェアサポートを無償で提供する。

 期間は5月末までで、台数はそれぞれ合計12台(毎月先着3台)まで。

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