オレンジソフト、メール保留機能を搭載した誤送信対策アプライアンス新版


 株式会社オレンジソフトは30日、メール誤送信対策アプライアンス「BRODIAEA safeAttach(ブローディアセーフアタッチ)」の新版「同 Version3.0」を発表した。10月中旬より出荷を開始する。

 BRODIAEA safeAttachは、メールの誤送信による情報漏えいを防止するためのアプライアンス製品。メールの本文を暗号化したり、添付ファイルをパスワード付ファイルに自動変換したりする機能を備えるほか、誤ってTo/Ccに設定してしまったアドレスをBccに強制変換する機能も搭載する。

 新版ではこれらの機能に加え、送信メールを一定期間アプライアンス内で保留し、保留期間内であれば送信を取り消せる「メール保留」機能、保留されたメールを第三者が確認・管理できる「送信メールの第三者確認」機能などが利用可能になった。

 また、クラウド環境やサービス事業者、グループ企業での利用を想定し、マルチテナントに対応した「グループ化」機能を新たに備えている。この機能で設定されるグループ間では、管理・機能が完全に分離され、独立した動作・管理を行えるとのこと。

 価格は、基本モデルの「BRODIAEA safeAttach STD」が180万円(税別)、上位モデルの「同 HX2」が300万円(税別)。なお、既存ユーザーのバージョンアップは、無償で対応するとしている。

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