エアー、アプリ仮想化・配信プラットフォーム「Application Jukebox」
株式会社エアーは、米Endeavors Technologiesが手掛けるアプリケーション仮想化・配信製品の新版「Application Jukebox(APJB) Ver8.2.2 日本語版」を提供すると発表した。
APJBは、サーバーからクライアントPCへ、仮想化したアプリケーションを配信・管理するストリーミングソリューション。Windowsアプリケーションのコードを書き換えることなく、リモートPCへオンデマンド配信を実現する。
4つのモジュールから構成される。「APJB Studio」でネットワーク経由でストリーミング可能な形式にWindowsアプリケーションをパッケージング。「APJB Server/Portal」でパッケージされたアプリケーションを格納し、オンデマンドでストリーミング配信を行う。クライアントPC上では「APJB Player」によって任意のアプリケーションを選択して起動できる。
エアーでは、SaaSプラットフォームに最適として訴求。クラウド環境でのサービス配信に適した「SaaS Edition」と、企業でのアプリケーション管理や企業内クラウドに適した「Enterprise Edition」を用意し、主に販売代理店を通じての販売とOEM提供を進める。
ライセンスは「期限なしライセンス」と「年間ライセンス」の2種類。1~25同時ユーザー時の価格は、前者がで2万2000円(税別)/ユーザーなど、後者が1万1000円(同)/ユーザーなど。いずれもボリュームディスカウントに対応する。
アプリケーション・ストリーミングの実行方法 |
ユーザはAPJB Playerに表示されたアプリケーションのリストをクリックするだけ |
2010/9/3 17:01