オーシャンブリッジ、ファイルサーバー最適化のシミュレーションが可能な「ファイルサーバ無償診断ツール」


 株式会社オーシャンブリッジは26日、企業の実環境内で、ファイルサーバー最適化のシミュレーションを実施できるツール「ファイルサーバ無償診断ツール」を、同日より提供開始すると発表した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 ファイルサーバ無償診断ツールは、ファイルサーバー環境最適化ソフト「NXPowerLite ファイルサーバエディション 4」(以下、NXPowerLite FSE)のシミュレーション機能を抜き出して無償で提供するもの。どの拡張子がどのくらいファイルサーバーの保存領域を占有しているか、ファイル容量がどのくらい削減できるか、といった情報を計測して表示することができる。

 ファイルサーバーの容量肥大に伴っては、容量不足以外に、バックアップウインドウやウイルススキャンの長時間化、ネットワークパフォーマンスの低下、ファイルダウンロード時間の増加によるユーザーの利便性低下、といった課題が発生する。

 オーシャンブリッジでは、ファイルサーバ無償診断ツールによるサーバーの最適化シミュレーションを提供し、ユーザーに問題を認識させることで、NXPowerLite FSEなどの拡販につなげたい考え。同社によれば、NXPowerLiteの圧縮技術により、パナソニック エナジーでは、HDDコストを年間1600万円以上も削減できると見込んでいるとのことで、こうした価値を訴求するほか、9月17日には、東京・渋谷で無料のセミナーも開催し、販売を進めていくとしている。

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