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日立ソリューションズ西日本、製造現場向け「Factory-ONE 電脳工場」の製造業・自動車部品テンプレート最新版を提供

製造業・自動車部品テンプレートの新機能

 株式会社日立ソリューションズ西日本は1日、株式会社エクスが提供する生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場」に組み合わせて機能する製造業・自動車部品テンプレートの最新版を提供開始した。

 同テンプレートは、日立ソリューションズ西日本が製造業向けのシステム構築を通じて蓄積したノウハウをもとに、自動車部品メーカーを中心とした組み立て・加工業に特化した機能を標準で提供するもの。個別のカスタマイズを最小限に抑えながら、業務に適したシステムを短期間かつ低コストで導入できる。

 最新版では、これまでの導入実績や顧客ニーズを踏まえ、受注管理における内示・確定の差異確認をはじめ、積送中在庫の可視化、単価の一括更新、支給計画の分離管理、原価管理の高度化など多岐にわたる機能を拡充した。これにより、現場業務における煩雑な確認・更新作業の負担を軽減し、変化に応じた安定した生産管理を実現する。

 自動車部品メーカーをはじめとする製造業では、人材不足や業務の属人化、サプライチェーンの変動などを背景に、業務効率化やコスト削減に加え、データ利活用による生産管理の高度化が求められているという。

 日立ソリューションズ西日本は、2007年にエクスとパートナー契約を締結以来、「Factory-ONE 電脳工場」の導入から保守まで一貫したサポートを提供してきた。さらに、これまでの多数の導入実績とノウハウをもとに、同テンプレートを開発し、顧客の業務に最適化したソリューションを提供している。

 今回の最新版では、現場のニーズを踏まえ、受注・在庫・原価管理の各機能を中心に強化した。

 最新版では、受注の長期内示と短期内示の差異、内示と確定の差異、確定後の変更履歴を一覧で把握できる。従来は元データを参照する必要があった受注変動を、システム上で即時に確認でき、差分確認の工数削減と生産計画見直しの迅速化を実現する。

 出荷日と受領予定日をもとに入出庫情報を自動生成し、積送中在庫を可視化する機能も追加した。在庫の動きを正確に把握でき、棚卸業務や問い合わせ対応を効率化する。

 売上単価や仕入れ単価を月次処理で一括更新できる新機能は、手入力作業の削減と更新漏れを防止する。

 また、新機能により、生産計画と外注先への支給計画を別々に管理し、MRP(Material Requirements Planning)で自動作成された支給計画を柔軟に調整できる。社内準備期間や輸送リードタイムを考慮した計画の調整により、現場の状況に即した実行性の高い計画運用を実現する。

 さらに、標準原価・実際原価に加え、実績原価の管理に対応した。原価をタイムリーに把握し、日々の業務に迅速に反映できる。標準原価シミュレーション機能や、間接費の部門別・品目別配賦機能は、原価計算の精度を向上する。コスト把握を通じた生産計画の最適化とデータ活用による迅速な意思決定を支援する。