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ネットワールド、AWS MarketplaceでCrowdStrike FalconプラットフォームをDSORモデルにより販売

 株式会社ネットワールドは24日、国内で初めてAWS Marketplaceの「Designated Seller of Record(DSOR)」として認定されたと発表した。ネットワールドはAWS認定ディストリビューターとして、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)のソリューションを、AWS Marketplace DSORモデルを通じて再販する。

 DSORモデルは、ネットワールド(ディストリビューター)からAWS再販パートナーを経由した、ISV製品の再販(2 Tierモデルでの提供)が可能となる。

AWS Marketplace DSORの仕組み

 ネットワールドでは、2024年4月からAWSの販売をスタートし、クラウドへのリフト&シフトやDXを加速させるAWSのサービスと、それらの利活用を支援するネットワールドの各種技術サービスや運用サービスを提供してきた。

 また同時に、ネットワールドが取り扱う各ISV企業と連携し、ISVの製品においても、AWS Marketplace Channel Partner Private Offer(CPPO)モデルによる販売に注力している。AWSのアカウントがあれば、AWSの各種サービスとISVの製品検索、購入から管理までのプロセスをコンソール上で完結でき、購入費用もAWSサービスの利用料と一緒に支払いが可能となり、請求や支払いプロセスも統合できる。

 今回、AWS Marketplace DSORモデルによるISV製品再販の第一弾として、CrowdStrike Falconプラットフォームの取り扱いを開始する。CrowdStrike Falconプラットフォームは、AIを活用したエンドポイント、ID、クラウド、データを対象とした防御、検知、対応機能を提供し、セキュリティチームがポイント製品を統合し、複雑性を排除し、侵害を阻止する。

 ネットワールドは、クラウドストライクのディストリビューションパートナーとして、製品と各種技術サービスやサポート、運用サービスをAWS Marketplace経由で販売し、AWS Marketplace DSORモデルを通じて、顧客による導入の加速とスケーリングを支援するとしている。

 ネットワールドは今後、AWS MarketplaceのDSORとCPPOを併用し、AWS Marketplaceを通じたAWSと各ISV製品の販売モデルを展開し、国内企業のクラウド活用や顧客の調達、支払いプロセス簡素化を支援するための取り組みを強化していくとしている。