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さくらインターネットとキヤノンITS、自治体向け暗号化消去対応フォーム「Cipher-X」を提供
2025年3月7日 06:00
さくらインターネット株式会社とキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は6日、業務提携により暗号化消去対応フォーム「Cipher-X」を開発したと発表した。同サービスは、さくらインターネットが6日に提供開始した。
2024年に改訂された総務省のガイドラインにより、自治体における情報セキュリティの強化が求められている。Cipher-Xは、自治体をはじめとした顧客が、ガイドラインに記載のデータ抹消基準に準拠した方法で、イベント集客などで一時的に収集する個人情報を安全かつ適正に管理できるウェブフォーム提供サービス。
サービスにより取得した情報はクラウド上で暗号化され、暗号化された情報は暗号鍵で管理される。また、情報の消去時には、データ適正消去実行証明協議会(ADEC)による第三者データ適正消去証明書の発行ができる。
フォームに登録された情報は、さくらインターネットが運営する国内のデータセンターにて管理され、暗号化に使用する暗号鍵は、キヤノンITソリューションズの西東京データセンターで管理される。
Cipher-Xの価格(税込)は、初期費用が6万6000円、月額費用が1万1000円。