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テクマトリックス、スマートフォン向けアプリケーション脆弱性診断サービスについて、新たなメニューの提供を開始

 テクマトリックス株式会社は1日、新たにスマートフォン向けアプリケーションの脆弱性診断メニューを提供開始すると発表した。

 テクマトリックスはこれまで、Webアプリケーションやスマートフォン向けアプリケーション、プラットフォームの脆弱性診断を提供してきた。これまで、スマートフォン向けアプリケーションの診断は、ソースコード解析のみのサービスだったが、新たなサービスとして、IPAファイル、APKファイルを診断するスマートフォン向けアプリケーションの診断サービスをリリースする。

 新メニューでは、IPAファイルやAPKファイルのバイナリをベースに静的解析ができるライトプランと、静的解析に加えて端末にインストールしたアプリケーションを実際に操作して動的に解析を行うスタンダードプランの2つのプランを提供する。診断対象のアプリケーション機密性や求めるセキュリティレベルによって、プランを選択できる。

 ライトプランでは、静的セキュリティ解析として、APKファイルまたはIPAファイルの解析による、基本的な構成の問題や設定ファイルの確認、リバースエンジニアリングによる重要情報の漏えいなどを調査する。診断推奨アプリは、機密情報を保持しないアプリ(ニュースアプリ、検索アプリなど)。納期は7営業日から。

 スタンダードプランでは、静的+動的セキュリティ解析として、静的セキュリティ解析に加え、端末にインストールしたスマホアプリを操作して、実際の通信の内容やアプリの挙動、端末内のデータなどを調査する。診断推奨アプリは、機密情報を保持しているアプリ。納期は12営業日から。