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AGEST、コードリスクを分析するソフトウェアテストサービス「QA for Development:コードリスクアセスメント」を提供

 株式会社AGESTは7日、開発のための品質保証ソリューション「QA for Development」の新サービスとして、定性・定量の両軸からコードリスクを分析し、後工程のリスクを低減するソフトウェアテストサービス「コードリスクアセスメント」を提供開始した。

 QA for Developmentは、テストの前段階である開発・ビルド工程において、品質向上のためのレビューやソフトウェアテストなどを実施する、シフトレフト型テストモデルに対応した品質保証ソリューション。

 QA for Developmentソリューションの第3弾となる、ソフトウェアテストサービス「コードリスクアセスメント」は、コードの品質不良によるプロジェクト全体の遅延や、市場投入後の不具合発生が社会やビジネスに与える影響を事前に分析することで、リスクの把握と軽減のための対応を提案し、コードの品質を向上させるサービス。

 リスクの顕在化がもたらす社会やビジネスへの影響、顧客からのヒアリング結果に基づくプロジェクトの状態などの“定性的”データと、各種メトリクスなどの“定量的”データをベースに、ソフトウェア開発とテストの両方に精通した“次世代QAエンジニア”がその知見を生かして、コード分析を実施する。

 QAの知見によるリスク評価と、開発者の知見による影響度の抽出とランク付けをワンストップで実施することにより、コードのどこにリスクがあるかを的確に識別し、そのリスクの重要度を算定するリスク評価レポートを作成した上で、プロジェクトに最適な指標やしきい値、対応方針について提案する。また、顧客ニーズに合わせて、必要なオープンソースソフトウェア(OSS)の静的解析ツールのカスタマイズなどにも対応する。

 AGESTでは、コードリスクアセスメントは、QA for Developmentの第2弾サービスである「コード解析」に、定性的な解析要素を加えたことで、より具体的なリスクの特定を可能とし、システムリスク(不具合発生確率)評価や、不具合リスクの高いソースファイルの特定を希望する顧客に適したサービスとしている。

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