ニュース

エプソン、新デザインのレシートプリンター「TM-m30Ⅲ-H」「TM-m55」2機種を発表

「TM-m30Ⅲ-H」(ブラック)
「TM-m30Ⅲ-H」(ホワイト)
「TM-m55」(ブラック)
「TM-m55」(ホワイト)

 エプソンは8日、サーマルレシートプリンター「スタンダードモデル」の新商品として、高速化モデル「TM-m30Ⅲ-H」およびセルフ機に特化したモデル「TM-m55」を6月14日に発売すると発表した。価格はオープン。

 新製品2機種はコンパクトボディで、スタイリッシュなデザインで凹凸が少ないため清掃がしやすく、外装に抗菌素材を採用している。

 TM-m30Ⅲ-Hは、従来機(TM-m30Ⅱ-H)のサイズと機能は継承しつつ、300mm/秒の高速印刷を実現。新たにUSB Type-C(USB PD)を搭載し、iOS端末だけでなくUSB PD対応のAndroid端末やWindows端末などのタブレットPOSと、有線通信および高速充電が可能になった。

 店舗や飲食店でのレジ会計用レシートプリンターとしてだけでなく、キッチンプリンターやテイクアウト受付プリンターなど、さまざまな用途で利用できる。

 TM-m55は、セルフ/無人機向け用途として開発した、最大印刷速度450mm/秒の高速機。ハイエンドモデルとして、レシート取り忘れ対策として用紙除去検出器を搭載するなど、セルフ端末の運用効率化をサポートする。

 エプソンは、TM-m30シリーズ/TM-m55シリーズ合計で、今後1年間の販売目標台数として約5万台を予定する。