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Zabbix Japanがサポートサービスを改定、入門トレーニングの無償参加などを可能に

 Zabbix Japan合同会社は1日、Zabbix Enterpriseサポートサービスメニューを改定し、「Zabbix Enterpriseサポート&サブスクリプションサービス」として提供開始したと発表した。

 Zabbix Enterpriseサポート&サブスクリプションサービスは、Zabbixに関する技術的な問い合わせへの対応、Zabbix Enterpriseカスタマーポータルを通じたZabbixの利用支援などを提供するサポートサービス。今回は、従来のサポートサービスの名称を変更するとともに、内容を改定した。

 まず、これまではハードウェアアプライアンス専用として提供していたベーシックサポートを、自身で構築したZabbixサーバーでも加入できるようにした。ベーシックサポートでは、設定バックアップツール、Zabbix Enterpriseユーティリティなどの各種ツールや、カスタマーポータル配布のZabbixエージェントパッケージ、仮想アプライアンス製品の利用、カスタマーポータルを通じたナレッジベースの閲覧は可能だが、技術サポートは提供されない。

 また、すべてのレベルのサポートにおいて、入門トレーニングの無償参加権(3月下旬以降の開催回より)が提供され、ベーシック/シルバーでは年間1名、ゴールドでは年間2名、プラチナでは年間3名の受講が可能になる。またゴールドサポート以上では、ショートトレーニングの無償参加も可能になるとした。

 このほか、シルバーでもZabbixプロキシのサポートオプションを購入できるようになるなど、従来よりも利用しやすいように内容が拡充されている。

 なお、これまでにZabbix Enterpriseサポートサービスを契約している利用者は、3月以降、自動的に新サービスへ移行できる。価格は、従来のサポートサービスから変更されないとのこと。