ニュース

凸版印刷、データを活用したマーケティングを容易に始められるサービス「&haco」

最短3カ月での構築・実装に対応

 凸版印刷株式会社は16日、データを活用したコミュニケーション施策を手軽に始められるデジタルマーケティングサービス「&haco」を、同日より販売開始すると発表した。

 「&haco」は、社内などに点在している取得済みの顧客データをデータベースに集約する「ためる」、そのデータベースをさまざまな条件でセグメント化する「わける」、集約したデータから顧客のニーズにあわせてパーソナライズしたデータを、DM(ダイレクトメール)やSMS(ショートメッセージサービス)などを用いて発信する「つたえる」の、3つの機能から構成される。

 「つたえる」機能では、メール・SMSといったデジタル接点だけでなく、DMの送付にも対応。顧客に合わせた訴求内容ごとに、DMの印刷から発送までの自動化が可能なため、デジタルとアナログによるハイブリッドな施策を効率よく実行し、企業における顧客データを活用した、マーケティング施策効果の最大化が期待できるとしている。

デジタルマーケティングサービス「&haco」のイメージ

 また、凸版印刷のCRMにおける実績を生かして作成した目的別の「施策シナリオ」を準備しているので、ツール構築からデータを活用した施策実行までを、最短3カ月で行える点も特徴とした。

施策シナリオのイメージ

 価格(税別)は、初期導入費用が100万円から、月額利用料が30万円から。