請求書管理クラウド「マネーフォワード クラウド請求書」、インボイス制度の要件を満たした請求書を発行・送付可能にする新機能

　株式会社マネーフォワードは16日、クラウド型請求書管理システム「マネーフォワード クラウド請求書」において、インボイス制度に対応した請求書の発行・送付が可能になる「インボイスフォーマット」機能を提供開始したと発表した。

　マネーフォワード クラウド請求書は、請求書などの書類をWeb上で簡単に作成・送信できる、クラウド型の請求書管理システム。今回は同サービスにおいて、従来の請求書フォーマットに加え、インボイス（適格請求書）の形式で請求書を発行・送付できるインボイスフォーマット機能を提供開始した。

　インボイスを発行するためには、従来の請求書の記載事項に加えて、適格請求書発行事業者番号の記載等、一定の要件を充足したフォーマットに変更する必要があるが、このインボイスフォーマットを利用すると、適格請求書発行事業者の「登録番号」や、「適用税率」および「消費税額」の記載など、インボイスの要件を満たした請求書をWeb上で簡単に作成し、送付できるようになるという。

　インボイスフォーマットで作成した請求書は、マネーフォワード クラウド請求書から取引先へメール送付を行えるほか、電子帳簿保存法に対応した形式で自動保存可能。マネーフォワード クラウド会計などとの取引情報の連携にも対応するとのこと。

　さらに今回は、マネーフォワード クラウド請求書の一部機能を1年間無料で利用できる「インボイス対応応援キャンペーン」も開始する。キャンペーンのエントリー期間は3月末日まで。

　なおマネーフォワードでは今後、債権管理業務までカバー可能な「マネーフォワード クラウド請求書Plus」においても、3月末までにインボイスフォーマット機能を提供する予定だ。