ニュース

富士通、第4世代Xeonスケーラブルプロセッサーを搭載したPCサーバー「PRIMERGY」新モデルを発表

 富士通株式会社は11日、最新のインテル製CPU「第4世代インテルXeonスケーラブルプロセッサー」を搭載した「FUJITSU Server PRIMERGY」3モデルを、3月上旬からグローバルに順次販売開始すると発表した。

 新製品は、消費電力を削減したラック型1Uサーバー「PRIMERGY RX2530 M7」、ラック型2Uサーバー「PRIMERGY RX2540 M7」と、GPUコンピューティングカードを搭載するタワー型サーバー「PRIMERGY TX2550 M7」の3モデル。

 PRIMERGY RX2530 M7およびPRIMERGY RX2540 M7は、冷却ファンを含めた消費電力の最適化のためサーバー筐体内のレイアウトを再設計するとともに、冗長電源の両側配置によりエアフローの改善を行い、サーバー内部に熱だまりができないような設計により、効率的なエアフローでサーバー内を冷却し、TCO削減と安定稼働を実現する。

 PRIMERGY TX2550 M7は、GPUコンピューティングカードを搭載し、サーバーラックのない環境でもAIワークロードを実行でき、エッジコンピューティングの適用範囲拡大を実現する。

 また、富士通の運用管理ソフトウェア「Infrastructure Manager」により、自律的にトラブルを未然に防止するしきい値設定や、運用データから未来のリソース変動を予測する機能(2023年度第1四半期以降に提供予定)を提供し、システムライフサイクルを通じた安定稼働やコストの最適化を両立させる。

PRIMERGY RX2530 M7
PRIMERGY RX2540 M7
PRIMERGY TX2550 M7