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TMJ、業務可視化を起点に事務効率化を実現するBPOサービス「事務業務デジタル・自動化サービス」

 セコムグループの株式会社TMJは3日、利用企業の業務調査から課題の明確化、ソリューション導入・実装検証までをパッケージ化した「事務業務デジタル・自動化サービス」を提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 事務業務デジタル・自動化サービスは、業務プロセスを可視化して課題を明らかにするとともに、従来の事務業務を置き換えて経営の効率化と安定化を実現するBPOサービス。現状の見える化して課題とリスクを分析したうえで、新フローの定義と仮説立案を行って、各種ソリューションを提案するという。

 また、業務属性に配慮し、業務に有効なシステムやソリューションを見極めたうえで、特定のツール・システムに限定せず、取捨選択できるよう適正要素だけを提案・導入するほか、TMJが持つ運用実績から、実装・移管後の明確な業務フローを策定。ツールを導入して終わりではなく、成果を出し続けられる運用サイクルを構築するとした。

 さらに各フェーズ・工程においては、TMJが標準設計した、品質管理を行いながら無理のない移管を実施し、業務移管後の体制維持や改善活動など、安全・安心できる継続支援サイクルを提供するとしている。

 例えば保険金請求業務の場合、始めに、事前の業務可視化からボトルネックの把握を行って、あるべきフローに再設計した後で、自動化要素を検証し、有効ソリューションのみを採用する、といった形になるとのこと。同社ではこの場合、導入までの期間・コストを最小化するとともに、ビジネスロジック策定と判定自動化による処理スピード化と品質担保、書類保管のペーパーレス化を実現できると説明している。