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トッパンフォームズ、文書公開管理システムのクラウド版「DocLAN Cloud」を販売

 トッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は14日、規定集や事務取扱要領、業務マニュアルなど、企業の文書公開・管理・閲覧をクラウド環境で効率的に行うためのシステム「DocLAN Cloud/ドックランクラウド」を販売開始した。

 DocLANは、業務文書の入力・編集から、文書の変換・公開、文書の閲覧・検索までを統合的に管理できるシステム。作成したWord文書は自動的にHTML化して公開処理を行い、Webブラウザーから文書の閲覧・検索が行える。

 DocLANシリーズはこれまで、カスタマイズに対応するオンプレミス版と、低価格のパッケージ版「DocLAN-S」の2モデルで展開し、地方銀行を中心に50社以上の導入実績がある。

 新たに提供するDocLAN Cloudは、新旧差分表や検索・リンク機能など、使用頻度が高い機能を搭載するDocLAN-Sと同機能のクラウド版として提供。最短数営業日で導入でき、初期費用80万円、月額20万円と、オンプレミス版に比べて低価格で利用できる。

 トッパンフォームズでは、低価格かつ短期間で導入可能なDocLAN Cloudの特長を生かすことで、経営規模や業界を問わず、さまざまな企業へ利用拡大が図れ、金融業界では、従来の地方銀行に加えて信用金庫・信用組合をターゲットとし、パッケージ版であるDocLAN-Sからの乗り換え需要も想定していると説明。また、保険、製造、流通、医療など幅広い業界に対し、製造マニュアル、品質マニュアル、販売マニュアルなど、企業内で管理する業務文書の公開・閲覧システムとして販売し、業務文書(帳票)の作成業務を合わせて、今後5年間で5億円の販売を見込むとしている。

運用イメージ