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クラウドサーカス、クラウド型オンライン展示会運営ツール「CrowdBooth」を提供

 クラウドサーカス株式会社は19日、デジタルマーケティングサービス「Cloud CIRCUS」において、オンライン展示会を運営するクラウド型ツール「CrowdBooth(クラウドブース)」を提供開始すると発表した。

 CrowdBoothは、オンラインで展示会を開催できるクラウドサービス。開催にあたってシステムやコーディングの専門知識は不要で、誰でもすぐに会場やブースの編集および更新が可能なため、取引先を集めた合同オンライン展示会や、就職イベントとしてのオンライン合同説明会といった各種イベントを、手軽に開催できるようになるという。

 CrowdBoothで開催されるオンライン展示会では、来場者がアバターで会場マップを歩き回って展示会ブースに入場する仕組みで、ブースに入ると、企業ごとの動画視聴や、資料ダウンロード、商談予約、問い合わせチャット、アンケートなどが可能になる。また、つぶやきやリアクションも行え、ゲーム的な機能や、実際の展示会のように探索する楽しさ・臨場感などを提供することで、来場者を飽きさせない演出を施しているとした。

 一方の主催者側では、オンライン展示会の来場者データをさまざまな条件で抽出でき、CSVファイル形式でのダウンロードにも対応。来場者データ分析や、見込み客への営業活動に活用可能だ。

 価格は月額5万円(税別)から。別途、制作費用などが必要になる。なお、一度CrowdBoothの申し込みをすれば、契約期間中は何回でもオンライン展示会を開催できるので、長期の展示会や、時期・テーマを分けて開催する展示会など、さまざまな場面で活用可能な点も特徴とのこと。加えて、クラウドサーカスの持つマーケティングノウハウを生かし、集客から運営、開催後の商談づくりまで、一気通貫したサポート体制で提供するとしている。

 また、現在のCrowdBoothはオンライン展示会を主催したい企業をメインターゲットとするが、今後は、展示会のブース機能のみを利用したい企業にも利用してもらえるように、企業がWebサイト上のコンテンツとして展示会ブースを単体で設置できる「ショールームプラン」も提供する予定。