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日本ユニシス、営業活動のデジタル化を支援する「TradingSquare」を販売

 日本ユニシス株式会社は25日、企業の営業活動をデジタルで支援するサブスクリプション型サービス「TradingSquare」の販売を開始した。

 日本ユニシスでは、見本市や展示会などのイベントをオンラインで実施するための「バーチャル見本市サービス」を2021年7月から提供してきた。同サービスは、イベントの開催期間に限定した一時的なサービスとなっていたが、顧客の要望を反映し、日常の営業活動の場面を中心に利用できる月額利用型サービスとして機能改善を行い、TradingSquareとして提供する。

 TradingSquareでは、商品情報について、カテゴリーやタグを使った分かりやすい分類により、迅速に目的の情報にたどり着けるため、商談準備時には情報収集時間を削減し、顧客を深く理解するために時間を使うことができ、商談時・販売時には、その場の課題や要望に応じて速やかに動画や資料を検索して、柔軟な対応ができる。

 また、人材育成として、学習コンテンツの配信が可能で、営業担当者のスキル向上に役立てられる。さらに、常設のオンライン見本市として、リアル見本市終了後の、見込み客のフォローアップにも活用できる。

 また、サブスクリプション型のクラウドサービスのため、契約後最短約1週間で利用を開始でき、部門単位での導入も可能。導入時の操作説明も日本ユニシスが行うため、ITが苦手な担当者も安心して利用できるとしている。

 TradingSquareの利用料(税込)は、年契約の場合初期費用が32万4000円、月額費用が30万2400円。初期費用には関係者への説明会が含まれる。また、オプションサービスとして、閲覧履歴やチャット、オンライン会議などのデータをAIにより分析するサービスも提供する。