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セキュアヴェイル、セキュリティ運用サービス「NetStare」のラインアップをリニューアル

 株式会社セキュアヴェイルは11日、統合セキュリティ運用サービス「NetStare」のサービスラインアップを刷新するとともに、セキュリティクラウドサービス「NetStare Cloud」をリリースした。

 NetStareは、24時間365日体制のセキュリティ運用(SOC)サービスで、ユーザー企業のネットワーク機器を常時監視し、1日25億件の膨大なログを収集し、機器故障、通信障害、サイバー攻撃などをいち早く発見する。また、それらの運用経験や知見を活用し、企業が利用するサーバー、ネットワーク機器、クラウド環境、セキュリティ機器、ソフトウェアのシステム監視情報やログを収集管理し、可視化・ログ解析とセキュリティリスクの発見やAIによる予測などのサービスを提供する。

 新たなサービスラインアップでは、セキュリティ機器の監視・障害時の復旧支援などの正常稼働をマネージするサービス「NetStare Lite」や、セキュリティインシデント対応・ログ分析・診断 レポートの実施や機器へのルール設定や、バージョンアップなどのサービスセキュリティオペレーションと、対象機器の監視で顧客環境を統合的にマネージメントする「NetStare Suite」など、4種類のサービスを提供する。

 また、新たに提供するセキュリティクラウドサービスのNetStare Cloudでは、セキュアヴェイルの運用経験から、ユーザーがシステムを運用するために必要な情報や状況をリアルタイムに表示するWebポータルを提供。ユーザーは必要に応じて、監視情報やログを分析できる機能を活用できる。

 NetStare Cloudは、クラウドサービスでありながら、ForiGateやPaloAltoなどセキュリティゲートウェイのログを管理する場合は、SOCに相談・問い合わせができるサービスをラインアップし、ユーザー企業の課題に合わせた4つのサービスを提供する。

新たなポータル画面

 刷新後のサービスラインアップは、月額1万5000円(税別)から利用が可能。ユーザーは、拠点や環境に応じて8つのサービスから選択して契約できる。

 セキュアヴェイルでは、サービスラインアップのリニューアルにより、これまでセキュリティ運用サービスの敷居が高かった組織規模にも手が届くようなサービスを提供し、国内企業のサイバーセキュリティ水準の向上に貢献していくとしている。