ニュース

NTT-AT、「CS@T倶楽部」で企業の危機管理を幅広くサポートする「トータルリスクマネジメントオプション」を提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は1日、セキュリティ運用支援サービス「CS@T倶楽部(シーサートクラブ)」の新たなオプションサービスとして、危機管理専門会社との協業により、企業の危機管理を幅広くサポートする「トータルリスクマネジメントオプション」の提供を開始した。

 CS@T倶楽部は、人員不足で体制が作れない、セキュリティに関する専門知識がない、予算不足で十分な対策が実施できないといった悩みを持つ顧客に対して、専門家による相談や情報提供を行うとともに、サイバー保険を付帯するセキュリティ運用支援サービス。

 NTT-ATでは、CS@T倶楽部を2018年8月から提供し、組織内のセキュリティ担当者を支援してきたが、セキュリティインシデント発生の影響は、セキュリティ担当者にとどまらず、経営層やコーポレート部門にまで及ぶと説明。そこで、危機管理専門会社との協業により、CS@T倶楽部のオプションサービスとして、経営層やコーポレート部門にまで支援の範囲を拡大するトータルリスクマネジメントオプションを提供し、企業全体のセキュリティ運用を支援する。

 トータルリスクマネジメントオプションでは、経営層やコーポレート部門など、セキュリティ担当者の範囲外の対応も含め、企業危機管理を幅広くサポートする。例えば、経営陣による記者会見や、広報部門による報道発表等マスコミ対応、顧客対応窓口の設置、法務部門・総務部門による法律相談や訴訟対応などがオプションのサポート範囲となる。

 セキュリティインシデント発生時、従来のセキュリティ担当者への支援に加え、経営層やコーポレート部門を含む企業全体を支援する。トータルリスクマネジメントオプションの利用で発生した提供メニューに関する費用は、CS@T倶楽部に付帯のサイバー保険で補償される。

 価格など詳細については要問い合わせ。