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オプティム、顧客との接点強化を支援するマーケティングクラウド「OPTiM Digital Marketing」

 株式会社オプティムは21日、企業のマーケティング活動を支援するクラウドサービス「OPTiM Digital Marketing」を、6月1日より販売開始すると発表した。企業の顧客情報管理、Webサイトのコンテンツ管理、ECサイトの構築と運営、効率的なメルマガ配信など、顧客との接点強化に関わるさまざまな活動を最適化できるという。

 OPTiM Digital Marketingは、CRMを軸とした企業のさまざまなマーケティング施策を最適化、効率化するクラウドサービス。Webサイトや店舗へ訪れた顧客の会員情報管理から、問い合わせ、資料請求のWebフォーム管理、会員へのメールマガジンやセグメントメールの配信自動化、ECサイトの構築、運営までを、ワンパッケージでシームレスに実現するという。

 キャンペーン管理の機能により、顧客の嗜好(しこう)や属性に合ったコンテンツを最適なタイミングで配信でき、集客や購入を促進できるほか、Webサイト/ECサイトの構築によって、顧客との接点強化やオンライン販売への対応を支援するとのこと。また、顧客のデータを一元管理して多角的に分析することで、販促施策の強化へ貢献するとしている。

CRMトップページ(ダッシュボード)の画面イメージ

 サービスとしては、顧客企業の細かな要望や大規模なシステム運用に合わせたエンタープライズ版と、中小規模の小売業、医院、建築サービス業などの業種別テンプレートを用意したSMBパッケージ版を順次用意し、販売を進める考え。さらに、AIカメラソリューション「OPTiM AI Camera」の来店カウントや属性分析の情報と、OPTiM Digital Marketingの会員情報とを組み合わせるなど、オプティムの各種AI・IoTサービスとの連携も予定している。

 なおオプティムでは、クラウドCRMサービス「MAシリーズ」を提供してきた株式会社ユラスに対してM&Aを行って、100%子会社の株式会社ユラスコアを設立。オプティムが持つAI・IoTのソリューションと「MAシリーズ」の機能を組み合わせ、今回、OPTiM Digital Marketingをサービス化したとのことだ。