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富士通、14型ノート「LIFEBOOK U7411/G」などテレワークを重視した法人向けPC新製品

 富士通株式会社は13日、富士通クライアントコンピューティング株式会社(以下、FCCL)製のノートPCなど、テレワークを重視した法人向けPC・タブレット・シンクライアント計9機種を発表した。

 ノートPC「LIFEBOOK U7シリーズ」では、最新のインテル第11世代CPUを搭載した14.0型液晶の「U7411/G」と、15.6型液晶の「U7511/G」の2機種を提供。液晶画面の狭額縁化や本体の薄型化により、大画面ながら軽量でコンパクトな筐体を実現するとともに、ファームウェア保護機能を備えたSecured-core PCや、高速通信が可能なThunderbolt 4などの最新テクノロジーに対応する。

 テレワークにおけるセキュリティ機能としては、FCCL独自開発のウイルス・マルウェア対策や、不正アクセスおよび使用者本人の画像流出を防ぐプライバシーカメラシャッター、なりすましを防止する富士通製の手のひら静脈センサーが搭載可能。外付けマイクやヘッドセットが無くてもオンライン会議が可能な高性能マイクとスピーカーを内蔵するなど、テレワークを支援する機能を拡充した。

 最新のインテル第11世代CPUを搭載した15.6型大型液晶のハイスペックモデル「LIFEBOOK A7511/G」と、スタンダードモデルの「LIFEBOOK A5511/G」の2機種は、最大64GB搭載可能なメモリスロットや、USB Type Cポートを搭載。テレワーク向けの各種セキュリティ機能を備えるほか、複数キーの押下によるタイプミスを防ぐ効果があるテンキー付きアイソレーションキーボードをカスタムメイドにより選択できる。

 各製品の価格(税別)は、LIFEBOOK U7411/Gが31万4700円から、LIFEBOOK U7511/Gが33万6700円から、LIFEBOOK A7511/Gが23万4100円から、LIFEBOOK A5511/Gが18万1600円から。提供開始時期は4月中旬から(LIFEBOOK A5511/Gは4月下旬から)。

LIFEBOOK U7411/G
LIFEBOOK U7511/G

 このほかの新製品と価格は、Windowsタブレットは文教向けの「ARROWS Tab Q5011/GE」が9万7200円から、一般向けの「ARROWS Tab Q5011/GB」が9万7200円から。デスクトップPCの「ESPRIMO J5510/FA」が50万7100円から。シンクライアントの「FUTRO A5511M」が10万5500円から、「FUTRO U9311M(BIOSセキュリティ強化モデル)」が15万8900円から。

 提供開始時期は、ARROWS Tab Q5011/GE、ARROWS Tab Q5011/GB、ESPRIMO J5510/FAが4月下旬から、FUTRO A5511Mが5月中旬から、FUTRO U9311M(BIOSセキュリティ強化モデル)が6月中旬から。