無線LANとネットワークセキュリティを一元的に提供する小規模オフィス向けサービス、ティーガイアとNTTPCが提供

　株式会社ティーガイアと株式会社NTTPCコミュニケーションズ（以下、NTTPC）は25日、小規模オフィス向けに無線LAN環境とネットワークセキュリティ対策を一元的に提供するサービスとして、「TGマネージドセキュリティ」を販売開始すると発表した。

　「TGマネージドセキュリティ」は、専任の情報システム担当社がいない小規模オフィス向けに、Wi-Fiとネットワークセキュリティ、およびその運用支援を一括で提供するソリューション。ティーガイアが総代理店を務める多機能型無線LANアクセスポイント「Relay2」と、NTTPCが提供するクラウド型UTMサービス「アップサイドセキュリティ」を組み合わせてサービス化した。

　1台の機器で無線LANアクセスポイントとネットワークセキュリティの機能を提供でき、ファイアウォール、Webセキュリティ、メールセキュリティ、DDoS対策などの機能により、ネットワークおよびネットワークにつながる業務端末への攻撃を防御可能。また悪意のある攻撃だけでなく、有害サイトや業務とは無関係なサイトへのアクセスをブロックするURLフィルタリング機能も搭載した。

サービスの概要

Relay2

　導入にあたっては初期設定不要で、LANケーブルをつなぐだけで利用可能になる簡便さも特徴で、さらに遠隔での設定や管理が可能なコントローラも提供される。

　なお「TGマネージドセキュリティ」の利用には、別途インターネット回線が必要。ティーガイアの法人向け光ブロードバンドサービス「TG光」とセットで利用すれば、回線と機器の一括管理が可能になるとしている。

　両社は今後、同サービスの機能拡張を進め、小規模オフィスでの業務やリモートワークを効率的に行えるソリューションを提供するとのことだ。