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富士通九州システムズ、クラウド型文書管理システムでスキャナ連携機能を提供

紙文書のスキャンと文書管理システムへの登録を省力化

 株式会社富士通九州システムズは13日、クラウド型文書管理システム「GLOVIA smart ECM SaaS」に「かんたんペーパーレス」機能を追加すると発表した。スキャナを用いて紙文書をワンタッチでPDF化し、クラウドサービスへ登録できるようにする機能で、12月1日の提供開始を予定している。

 GLOVIA smart ECM SaaSは、富士通のセキュアなクラウド環境上において、文書管理環境を提供するサービス。フォルダ階層で文書を体系化して管理できるだけでなく、きめ細やかなアクセス権の設定に対応しており、セキュアな文書管理を実現できるという。

 今回提供する「かんたんペーパーレス」は、PFU製スキャナとの連携を可能にする機能で、PCで必要な情報を入力後、スキャナにて自動スキャンを行うほか、文書管理システムへのフォルダ作成、PDF化されたファイルのファイル登録までを自動で代行してくれる。これにより、電子化作業、ファイル登録作業の効率化を実現できる点が特長だ。

 なお富士通九州システムズでは、電子化された文書は検索機能により簡単かつ高速に検索可能なため、紙文書から必要な情報を探す場合と比べ、検索時間を大幅に削減できるとともに、クラウド上で管理されることから、どこからでも参照を行え、テレワーク環境等での業務効率化に貢献するとアピールしている。

 GLOVIA smart ECM SaaSの価格は、月額7万円(税別)から。