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JBCC、テレワーク環境下のクラウドセキュリティを強化する「マネージドサービス for Cloud GWシリーズ」

 JBCC株式会社は24日、テレワーク環境下でのクラウドセキュリティを強化する運用支援サービス「マネージドサービス for Cloud GWシリーズ」の提供を開始した。

 マネージドサービス for Cloud GWシリーズは、クラウド上に仮想のファイアウォールを配置し、クラウド上の業務システムへのアクセスを特定のユーザーのみに許可したり、業務に不要なクラウドサービスへのアクセスを禁止するなど、会社が定めるセキュリティポリシーに則ったクラウド利用を実現するサービス。不正な通信の検知、遮断が可能で、マルウェアの侵入や感染の拡大を未然に防ぐことができる。

 ファイアウォールには、パロアルトネットワークス株式会社の次世代ファイアウォール「VM-Series」を採用。顧客のセキュリティニーズに応じた2つのサービスレベル(スタンダード版/ライト版)を提供する。

 JBCCでは、テレワーク環境からクラウドにアクセスする場合には、オンプレミスのファイアウォールを経由すると、テレワークからのアクセス増により既存ネットワークのパフォーマンスが低下することがあると説明。サービスではファイアウォールをクラウド上に導入・設定するため、機器の設置の必要がなく、オンプレミス版と比較して短期間・低コストで、セキュアなテレワーク環境を構築できるとしている。

 また、JBCCでは、600社を超えるセキュリティの運用サービスの導入実績があり、そのノウハウを活かした構築、運用支援を行い、24時間365日体制の運用センターにより顧客のシステム環境をリモートで監視し、マルウェアの検知や万一の障害発生時の対応まで、日々の安定した運用をトータルでサポート。マネージドサービス for Cloud GWシリーズは、社内、テレワークでも変わらないセキュアなネットワーク基盤と運用体制を確立し、社内システムの段階的なクラウド移行や企業のさらなるクラウド活用を推進するとしている。