ニュース

バッファロー、UTMオプションを追加可能なオフィス向けVPNルータ「VR-M2000」

 株式会社バッファローは29日、UTM機能を搭載可能な法人向けVPNルータ「VR-M2000」を、8月下旬より販売開始すると発表した。価格(税別)は8万1000円から。

 VR-M2000は、VPN機能を搭載したオフィス向け基幹ルータ。IPsec VPN(AWS/DES/3DES)による拠点間接続、L2TP over IPsecによるリモートアクセスに対応し、両接続を合わせて128同時接続に対応できるという。また、ハードウェアによる暗号・認証処理により安定したVPN通信を可能にしており、テレワーク勤務の社員などにも安定した通信環境を提供可能とのこと。

VR-M2000

 セキュリティ機能としては、ファイアウォール機能(MACフィルタリング、IDS、パケットフィルタリング)と端末認証機能(Web認証、MAC認証、IEEE 802.1X認証)を標準搭載。さらに、オプションのUTMライセンスを購入すれば、アンチウイルス、IPS(不正侵入防止)、Webフィルタ(Webガード/URLフィルタリング)の各機能が利用可能になる。

 インターフェイスは、WAN向けの1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1と、LAN向けの1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×4(レイヤ2スイッチ)を搭載する。また設定については、直感的に設定できる日本語でのWeb設定と、一括導入に便利なコンソールからのCLI設定をサポートした。

 なお、ネットワーク管理ソフトウェア「WLS-ADT」「WLS-ADT/LW」による死活監視、ログ取得が可能なほか、SNMPによる管理機能を搭載し、同プロトコルに対応する管理システムからの遠隔監視に対応しているとのこと。

 価格(税別)は、ルータ本体が8万1000円、UTMライセンスが5万円(1年)から。