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キヤノンMJ、ICカード読み取りで交通費精算業務の負荷を軽減する複合機ソリューション「MEAP 交通費申請」を提供

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は6日、交通費申請業務の負荷を軽減する複合機ソリューション「MEAP 交通費申請」を8月上旬から提供すると発表した。

 MEAP 交通費申請は、キヤノン製複合機のICカードリーダーに交通系ICカードをかざすことで、カードに記録されている乗降履歴を取得して表示、印刷できるソリューション。

 乗降記録は、株式会社ジェイアール東日本企画とJR東日本メカトロニクス株式会社が提供する交通費精算サービス「transit manager」と連携させ、複合機パネルに表示する。定期区間が考慮され、新駅の開通や料金変更にも迅速に対応されたデータを交通費申請に活用でき、実際に発生した料金をそのまま印刷できるため、証票としても有効。申請者の経路確認の時間短縮となり、承認者のチェックにかかる負担も軽減する。

「MEAP 交通費申請」の概要

 現状、紙で申請業務を行っている企業などでは、より信頼性の高い申請帳票が出力できるため簡単に運用改善が可能。また、交通費申請・精算システムを利用する企業も、確認用途やコピー用途で利用できるCSVファイルを、月末申請時などの必要な時にまとめてメールで受け取ることができ、従来の申請方法や運用方法から大きく変更することなく活用できる。

 MEAP 交通費申請の価格は1台あたり月額3000円。価格は導入ユースウェア別で、別売りオプションのICカードリーダーライターが必要。