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パナソニック、PC本体と働き方改革支援製品などをパッケージ化したサブスクリプション型サービス
2019年11月27日 15:35
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下、パナソニック)は27日、パナソニックのモバイルPC「Let's note」本体と働き方改革支援ソフトウェア/サービスをセットにして、定額のサブスクリプションサービスとして提供すると発表した。提供開始は2020年1月を予定している。
今回発表されたサービスは、パナソニックグループ内での10万台を超えるPCライフサイクル管理の仕組みや、パナソニックが自ら導入し、さまざまな改善を繰り返してきた働き方改革支援ソフトウェアを、企業のニーズに合わせてパッケージ化したもの。
それぞれのパッケージとオプションサービスは、企業それぞれの働き方に合わせて導入しやすいサービスメニューとなっており、例えば、「自社のPCを管理する情報システム部門の業務負担を軽減したい」「テレワークを簡単に実現したいが“隠れ残業"をしていないか把握したい」といった、情報システム部門や人事部門など、それぞれの管理部門のニーズに適しているという。
ラインアップとしては5種類の提供が予定され、今回はそのうち3種類が発表された。いずれも、3年または4年の契約期間が設定され、ボリュームディスカウントも適用される。
「ベーシックパック」は、修理費が契約期間累計20万円未満の突発的事故による損害を補償する「PC追加保証サービス」、管理番号・OS・利用状況などの状況をリアルタイムで把握する「PC管理可視化サービス」、交換バッテリーを提供する「PCバッテリー交換サービス」をセットにしたもの。1台あたりの参考価格(4年契約時)は、100台の場合で月額4530円(税別)から。
2つ目の「テレワークパック」は、ベーシックパックの内容に、VPN接続を行うことなく、セキュアかつ簡単にスマートデバイスやモバイルPCから社内にアクセスできる「簡単テレワークサービス」を追加したプラン。1台あたりの参考価格(4年契約時)は、100台の場合で月額7810円(税別)からとなっている。
3つ目の「PCLM(PCライフサイクルマネジメント)パック」は、ベーシックパックの内容に、導入時のPCキッティング・ヘルプデスク・修理・保管・資産管理などを提供する「PCLM」を追加したもの。1台あたりの参考価格(4年契約時)は、100台の場合で月額1万38200円(税別)からとなる。
このほかオプションサービスとして、オフライン対応とPC稼働時間取得により、労働時間の適正な管理を支援する「長時間労働抑制ソフトウェア」、PCの紛失・盗難時などに内部データを遠隔で削除する「PCデータ削除サービス」を用意した。
1台あたりの参考価格(4年契約時)は、前者が、100台の場合で月額2000円(税別)から。後者は月額590円となる。
なお、対象のLet's noteは、SV8/LV8シリーズ以降。