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Microsoftが10月の月例パッチ公開、Windowsなどの脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は9日、10月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、SQL Server Management Studio、Dynamics 365、Open Enclave SDK、Azure App Service on Azure Stack、Windows Update Assistant、ChakraCore。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1/7、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008)、Microsoft Edge、IE、Azure App Service on Azure Stack、ChakraCore。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで59件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが9件。

 また、米国時間9月22日および10月3日に定例外のアップデートとして公開したIEに関する脆弱性の修正パッチと、修正パッチの適用後に印刷に不具合が起こる問題の修正についても、今月の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれている。