日本ワムネット、企業間ファイル転送・共有サービス「GigaCC」新バージョンを提供開始

　日本ワムネット株式会社は19日、企業間ファイル転送・共有サービス「GigaCC ASP」最新バージョンの提供を開始した。

　新バージョンでは、ファイル送信機能の利便性を向上。ファイル送信時に複数ファイルやフォルダーをドラッグ＆ドロップ操作で簡単に選択できるようになった。

　管理機能については、ファイル収集用のURL取得を、アカウントを持たない多くの相手から効率的にファイルを集めることができる「ファイル収集機能」の利便性を向上。ボリューム内に存在する収集ディレクトリのURLをCSVで一括で取得できるようになった。

　全件バックアップ機能については、バックアップの対象範囲を指定することが可能となり、ファイル送信の場合は特定ユーザーのみに対象を絞り込む、ファイル共有の場合はクリティカルなプロジェクトなど特定ディレクトリのみに絞り込むなど、バックアップ対象を絞り込んだトレース対策が可能となる。

　ブラウザー画面を利用せず、コマンドラインからファイル共有機能を操作できる、コマンドラインツールの機能も強化。コピー・移動コマンドの追加、収集ディレクトリのURL情報の取得コマンドなど、業務の効率化・自動化に向けた機能を実装した。

　モバイル環境への対応としては、GigaCC iOSアプリ機能に承認機能を追加。出張先での承認や、外出先から承認ディレクトリへのアップロードなど、モバイルを活用したワークスタイルを推進する。