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マイクロメイツ、チャットボットのシナリオ設計・構築・運用支援サービスを提供
2019年2月1日 12:41
株式会社マイクロメイツは1日、チャットボットの導入に際して、シナリオ設計から構築、運用に至るまでの一連のプロセスを総合的にサポートするサービス「シンプル スタート チャットボット(Simple Start Chatbot)」の提供を開始した。価格は要問い合わせ。
チャットボットの導入にあたっては、質問に対して正しい回答を返すためのシナリオデータ作成やメンテナンスを行う必要がある。特に精度の高い受け答えを実現するには、利用者の困りごとの傾向や問い合わせ時のフレーズなどをあらかじめ想定したシナリオの設計ノウハウが不可欠で、そのスキルを持った人材が不足していることが、チャットボット導入推進の障壁となっているという。
こうした課題に対し、マイクロメイツではチャットボットのシナリオ設計から構築、運用に至るまでの一連のプロセスを支援するサービスを提供。マイクロメイツがIT定着化サービス専門企業として、ユーザー向けのドキュメント作成、研修トレーニング、コンタクトセンター運営など、数多くのユーザーサポート実績の中で培ったノウハウを応用し、チャットボットの有効活用を見据えた現状のアセスメントから、“ユーザー目線”でのシナリオ作成、継続的なチューニングまでをワンストップで提供する。
チャットボットのシステムには、グループ会社であるTIS株式会社のチャットボットクラウドサービス「DialogPlay」を採用(その他チャットボット、FAQシステムには順次対応予定)。マニュアル制作における多数の経験/実績を基に「機能性」「保守性」「使用性」を満たしたドキュメント作成により、利用者自らの問題解決とスキル向上を促進する。
チャットボットのさまざまな利用シーンについても提案。「社内規定や申請書など各種ドキュメントが散在している」といった場合には、それらのリンク先をシナリオに登録することで、サポート部門への問い合わせを軽減する。また、Office 365/Microsoft Officeに関する質問が多いといった場合には、マイクロメイツでは560項目以上に及ぶOffice365/MS OfficeのFAQを揃えており、これらをチャットボットに組み込むことで、ユーザーの自己解決促進につなげる。