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マクニカネットワークス、米ExtraHopのトラフィック可視化ソリューションを提供
2019年1月29日 15:22
マクニカネットワークス株式会社は29日、米ExtraHop Networks(以下、ExtraHop)と日本における代理店契約を締結し、パケット解析をベースとしたネットワークトラフィックの可視化/解析ソリューション「ExtraHop Performance Platform」の提供を開始すると発表した。提供形態は物理/仮想アプライアンスおよび年間サブスクリプションライセンス。
ExtraHop Performance Platformは、ネットワークトラフィックのデータを元にしたリアルタイムなダッシュボードやネットワーク相関図の描画、異常トラフィックの検出、パケット単位でのドリルダウンによる詳細解析を単一のソリューションで実現する。これにより、さまざまなシステムから成る複雑なデジタルサービス基盤を一元的かつ容易に可視化/解析できる。
近年のデジタルサービス基盤では、DNS/認証/ウェブ/アプリケーション/データベースなどのシステムが複雑に連動して一連のサービスが提供されているが、ソリューションでは、50を超える幅広いプロトコルに対応し、デジタルサービス基盤で利用されるほぼすべてのプロトコルを一元的に解析。ネットワーク層からアプリケーション層まで、パブリッククラウド環境(AWS、Microsoft Azure)も含めて解析でき、ペイロードデータまで深く、パケット単位まで詳細な可視化/解析を可能にする。
これにより、デジタルサービスを支えるパブリッククラウド環境も含めたインフラからアプリケーションまでの各システムのパフォーマンスを測定し、デジタルビジネスを成功させるために最も重要な要素の一つである、新規顧客の獲得と既存顧客の離反防止のためのユーザー体感品質の高いデジタルサービスの継続的な提供を可能にする。また、万一のシステム障害発生時に、ユーザークレームにつながる前にシステムアラートを上げる仕組みや、迅速に原因特定と修復に向けた対策ができる仕組みも可能にする。
マクニカネットワークスでは、ExtraHopの戦略的な代理店として、「サービスプラットフォーム可視化/解析ソリューション」を日本国内に展開。ExtraHopの最先端のテクノロジーとノウハウを提供することにより、顧客が最高品質のデジタルサービスを提供することを支援するとともに、デジタルトランスフォーメーションによる企業競争力の強化を支援していくとしている。