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NTT ComとFFRI、高度セキュリティ人材を育成するための新会社を設立へ

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)と株式会社FFRIは28日、高度セキュリティ人材を育成するための新会社「株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ」を設立すると発表した。資本金は2億円で、出資比率はNTT Comが60%、FFRIが40%となる。

高度な技術を有するセキュリティ人材の育成を目指し、2018年11月28日に新会社を設立することに合意しました。

 現在、多くの企業においては、セキュリティリスクへの対策を的確に実施・運用できる人材の確保が課題となっており、2020年に向けてもセキュリティ人材の育成が必要不可欠な施策になっているという。

 両社では今回、こうしたニーズに応えるため、NTT ComのCSIRTやセキュリティオペレーションセンター(SOC)の運用・監視、ソリューションのノウハウと、FFRIのサイバーセキュリティに関する研究開発・技術力を活用し、共同で行う研究開発やビジネスを通じた高度セキュリティ人材を育成する会社を設立する。

 これにより、企業のセキュリティ対策に貢献できる人材を輩出することに加え、両社のセキュリティサービスやソリューション事業の拡大をサポートするとしている。

 なお、設立は2019年1月、営業開始は同年4月をそれぞれ予定しているとのことだ。