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SCSK、故障予兆検知および品質・生産性向上を目的とした解析ソフト「Falkonry LRS」を販売

 SCSK株式会社は23日、米Falkonryと販売代理店契約を締結し、AIを用いた時系列データの解析ソフトウェア「Falkonry LRS」の提供を開始したと発表した。

 Falkonry LRSは、製造業の産業機器や各デバイス・センサーなどから振動・温度・圧力などの複数データを取り込み、AIでリアルタイム解析を行うソフトウェア。

 複数のAIアルゴリズムをFalkonry独自の手法で組み合わせることにより、複数の時系列データを同時に読み込み、各々の相関関係やふるまいを自動的に解析できる。各システムとの連携が容易で、短期間での導入が可能。他社製品連携のためのAPIを用意し、他の可視化ツールや既存ソリューションへの組み込みにも対応する。

 また、AIアルゴリズムを意識せずに解析が可能で、カテゴリや相関関係を自動で認識することにより、マニュアル(手作業)での複雑な計算・演算処理が不要。クラウド版とオンプレミス版が用意され、外部での保管が難しいデータについても、オンプレミス版を利用することで顧客環境内での解析が可能。顧客に合ったシステム環境に柔軟に対応する。

 価格構成例は、10ライセンスで年間ライセンス料3600万円(税別)。