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PFU、オンサイトによるセキュリティ診断を提供する「ベンチマーク診断サービス」

全国120拠点のサービス網を活用

 株式会社PFUは11日、全国120拠点のサービス網を活用し、オンサイトによるセキュリティ診断を提供するサービス「ベンチマーク診断サービス」を発表した。

 ベンチマーク診断サービスは、PFUのセキュリティエンジニアがオンサイトでセキュリティ診断を実施するサービス。診断にあたっては、11カテゴリ約50問のヒアリングを実施し、顧客におけるセキュリティ対策状況とセキュリティリスクに対する解決策を可視化するという。

 この診断には、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ対策ベンチマークに準拠した診断項目を利用するほか、PFUが培ってきたサイバーセキュリティの知見を活用し、網羅性を高めているとのこと。また、より詳細に現状把握を行いたい顧客に対しては、インフラやWebの脆弱性、標的型攻撃・ネットワーク診断などの専門的な診断も提供可能とした。

 加えてこのサービスでは、顧客の現在の状況を診断するだけでなく、診断結果に応じて必要な対策を提示する点も特徴。PFUでは、長年にわたってさまざまなセキュリティ製品・サービスを提供しており、こうした製品開発で培ったセキュリティ技術力を背景としたサイバー攻撃対策に加えて、生体認証やメール無害化、サーバー強靭化など、マルチベンダーシステム構築の経験と実績に基づいたさまざまなメニューから、顧客にあわせた最適な対策を提案・構築できるという。

 さらに、24時間365日対応のSOC(Security Operation Center)、現場駆けつけ・感染経路の特定・影響範囲の調査など、セキュリティ事故発生時にも顧客をサポート可能な体制を持っており、万一のセキュリティ事故発生時の支援も行えるとアピールしている。