NTTデータが米Alteryxと提携、顧客のデータ活用を支援

　株式会社NTTデータは14日、米Alteryx（アルタリクス）社とReferral Partner（紹介パートナー）契約を締結したと発表した。締結は4月25日付けで、NTTデータでは、同社のセルフサービスデータ分析ソリューション「Alteryx」と、自社のデータ活用分野におけるコンサルティングサービス、ソリューション導入支援サービスを組み合わせ、データ活用支援などのサービスを提供するという。

　Alteryx社は、データサイエンティストだけではなく、ビジネスデータを取り扱うエンドユーザーに向けた分析プラットフォームを提供している企業。同社製品のAlteryxでは、データ分析においてコードを書く必要はなく、直感的なユーザーインターフェイスで分析プロセスを作成・実行できる特徴を持ち、データ分析の前処理、データの高速分析、機械学習、分析結果の可視化などを実現できるとのこと。

　今回、NTTデータでは、データ活用に関連するソリューション導入実績、およびその導入方法論と、Alteryxの直感的なユーザーインターフェイスがもたらす優れたユーザビリティ、200を超える豊富な機能バリエーションを組み合わせて、顧客企業におけるデータ準備・統合の煩雑さや、データサイエンティストの不足などの課題を解決し、データ分析の高速化・高度化を支援するとした。

　主な対象は、製造業、流通業、サービス業の企業で、NTTデータは、2018年度末までに10件以上の導入を目指すとしている。