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デジタルハーツ、元号/消費税率変更に備えたテストコンサルティングサービスを提供

 株式会社デジタルハーツは8日、元号や消費税率変更に備えたテストコンサルティングサービスを、5月9日より提供開始すると発表した。

 元号については、2019年5月1日より「平成」に代わる新元号の施行がすでに決まっているほか、同年10月には、消費税率が10%へ引き上げられる予定となっている。このため大手ITベンダーなどは、システムへの対応方法の検討を始めているものの、企業側ではエンジニア不足に加え、準備期間が不透明であることから、自社内における準備対応が進められていない現状があるという。

 また、こうしたシステム改修にあたっては、修正作業そのものよりも、変更を要する帳票類のリストアップ、および改修後に帳票が正しく表示されているかを確認するためのテストに、膨大な工数がかかってくるとのこと。

 デジタルハーツでは今回、このような課題に対処するため、過去の税率変更に伴うシステム改修時のテスト経験やノウハウなどを生かして、元号および消費税率変更にかかわるテストコンサルティングサービスを提供する。

 新サービスでは、該当個所の洗い出しや影響範囲の特定などを含む、テスト計画・設計・実行をワンストップで提供。自社のテストエンジニアおよび約8000名のテスト人員を組み合わせ、高品質なサービスを柔軟に提供するとした。

 加えて、負荷テストや脆弱性診断といった、安定したシステム運用に不可欠なテストも用意するとのことだ。