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Cloudera、Shared Data Experience(SDX)をベースとした機械学習および分析用PaaS「Cloudera Altus SDX」を発表

 米Clouderaは6日、ビッグデータ分析基盤をサービスとして提供する「Cloudera Altus」において、Shared Data Experience(SDX)をベースとし、多機能ビッグデータ分析を簡素化する機械学習および分析用PaaSとなる「Cloudera Altus with SDX」を発表した。

 Cloudera Altusは、Amazon Web Services(AWS)上で動作し、Microsoft Azure向けにはベータ版で対応。複数のデータ分析機能とアプローチの連携が要求されるビジネスユースケースに幅広く対応する。

 SDXにより、ジョブ特化型プラットフォーム「Data Engineering」、データウェアハウス向けサービス「Analytic Database(ベータ版)」、データサイエンスチームを対象とした、高度なアナリティクスと機械学習用のオンデマンドのPython/Rサービス「Data Science」(近日提供予定)などのAltusクラウドサービスは、信頼性の高い共通データ機能を使ってデータへのセキュアなアクセスが可能になり、機械学習と分析のあらゆるサービスとユーザーには、信頼性の高い単一のメタデータのソースが提供されるとしている。

 Clouderaでは、SDXは現在、Cloudera Enterprise向けの自己管理型のリファレンスアーキテクチャとして提供されているが、今後はCloudera Altusでも提供されることで、高価値・多機能データのユースケースの構築がこれまで以上に簡単になるとしている。