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ソフトバンク、機械学習によるデータ分析・予測クラウドサービス「MAGELLAN BLOCKS」を提供

 ソフトバンク株式会社は28日、機械学習によるデータ分析、予測を可能にするクラウドサービス「MAGELLAN BLOCKS」を、4月から提供すると発表した。

 MAGELLAN BLOCKSは、株式会社グルーヴノーツが開発した、誰でも簡単にさまざまなデータの集計や分析、分類、需要予測や来店、来場者予測などができるサービス。ウェブブラウザー上で「ブロック」と呼ばれる機能を組み合わせてデータ処理のフローを作成するだけで、MAGELLAN BLOCKSがクラウド上のさまざまなデータを自動で学習し、短時間で精度の高い分析、予測結果を得られる。

 また、MAGELLAN BLOCKSはGoogle Cloud Platform(GCP)を基盤とするプラットフォームサービスで、GCPの各機能も「ブロック」として用意。これにより、GCPのコンピューティングリソースを、プログラミングのスキルがなくても利用でき、ユーザーはMAGELLAN BLOCKSを利用することで、ビジネス環境に最適化された独自の機械学習機能を構築できるとしている。

 ソフトバンクでは、GCPの導入をサポートする「Google Cloud Platform プレミアパートナー」として、GCPを活用する企業に対し、各種ソリューションやシステムの設計、構築、保守、運用支援などのサービスやサポートを提供している。今後は、機械学習の利用ニーズが高いマーケティング部門などを対象に、GCPとともにノンプログラミングで利用可能なMAGELLAN BLOCKSの活用を推進し、自社データの分析による経営やマーケティングの意思決定に役立つデータの有効活用を支援するとしている。